セイバーメトリクス用語集
Sabermetrics Glossary
※ 数値の目安は NPB データを元にした概算です(MLB とは若干異なります)
打者セイバーメトリクス
出塁の質を加重平均した総合打撃指標。OPS より得点との相関が強く、単打より本塁打を高く評価する。
リーグ平均=100 とした打撃貢献の総合指数(球場補正なし簡易版)。120 なら平均より 20% 高い得点創出能力。
リーグ平均打者と比べて何点多く生み出したかの累積値。マイナスは平均以下を意味する。
長打率から打率を引いた純粋なパワー指標。単打を除いた塁打力だけを見る。
出塁率から打率を引いた選球眼指標。四球で稼いだ出塁力の純粋な測定値。
三振・本塁打を除いたインプレー打球の打率。運や打球速度・走力を反映し、極端な値は回帰しやすい。
打席あたりの三振率・四球率。打数ベースの K/AB より直感的。K% は低いほど、BB% は高いほど良い。
打率に現れない「二次的な貢献」(長打力・選球眼)を測る。盗塁を除いた簡易版。
Runs Created / Extrapolated Runs
選手がチームに何点もたらしたかの推定値。累積系の貢献指標。
Bill James 考案の得点創出推定値。出塁能力 × 塁打能力 ÷ 打席機会で推定する累積値。
各打撃イベントを線形係数で評価した累積得点推定。RC より計算が単純で扱いやすい。
27アウト換算の得点期待値。この選手だけで 9 回打ち続けた場合に取れる推定得点数。
同打席数のリーグ平均打者(本職投手を除く野手平均)と比べた超過得点の累積値。
RCAA / XR+ を勝利数に換算した値。1 勝 = 10 得点 換算。
投手セイバーメトリクス
守備の影響を除いた投手本来の力。三振・四球・本塁打のみで評価し、ERA と同じスケール。
FIP の本塁打をリーグ平均 HR/FB 率で置換。本塁打の運を排除した版。FIP と大きく乖離する場合は本塁打の運あり。
9 回換算の奪三振・与四球・被本塁打。K/9 は高いほど、BB/9・HR/9 は低いほど良い。
打席あたりの三振率・四球率・その差。K-BB% は最も将来予測力が高い投手指標と言われる。
インプレー打球を被安打にされた割合。低すぎる場合は守備や運が関与している可能性がある。
投手が打者に許した wOBA。低いほど良い。
リーグ平均=100 とした失点率の指数。高いほど良い。120 なら平均より 20% 優秀。
リーグ平均投手と比べて何点の失点を防いだかの累積値。
凡退打球(ゴロ/内野フライ/外野フライ/ライナー)の期待失点・期待アウト係数で算出する真の失点率推定。TangoTiger 係数 + リーグ定数補正で ERA スケールに揃える。
+ 0.036×ゴロ凡退 − 0.124×内野フライ凡退 + 0.132×外野フライ凡退 + 0.289×ライナー凡退
分母 = 奪三振 + 0.745×ゴロ凡退 + 0.304×ライナー凡退 + 0.994×内野フライ凡退 + 0.675×外野フライ凡退
tRA = (分子 ÷ 分母) × 27 + tRA定数
tRA定数 = リーグ失点率 − リーグ tRA raw
三振と四球だけで評価する簡易 ERA。制球力の純粋な確認に使う。低いほど良い。
ランナーを残塁させた割合。高いほど失点を防いでいることを示す。72% 前後がリーグ平均。FIP・tRA との乖離が大きい場合は運・クラッチ力が失点率に影響していると解釈できる。
パーセンタイル表示
選手詳細ページのセイバー指標バーは、規定打席 / 規定投球回以上の選手内での順位を百分率で表示しています。(厳密な規定数ではなくあえて緩くしています) 100 に近いほど優秀(赤系)、0 に近いほど平均から外れる(青系)。
シーズン = 試合数 × 2.1 / 通算 = 打席 ≥ 200
シーズン = 試合数 ÷ 4 / 通算 = 投球回 ≥ 50
K%(打者)・BB/9・被wOBA 等は「低いほど良い」指標。バーは反転表示(高いほど赤=優秀)。